< ご注意 >
・難易度に関しては完全に個人の主観となります。
参考までに僕個人のスペックを記載しておくと、高校2年の数2Bまで終わってるくらいのレベル感です。アカデミックな数学はパッパラパーです。
・また、各Exerciseの難易度に関しては そのExerciseの所まで勉強した時点でのスキルセット・理解度を想定した難易度を書くようにしています( つまり、既に後の章も勉強して記述に慣れた状態での難易度ではないので、前の章の★3つと後の章の★3つのレベル感が大きく異なります )。
第1章 難易度リスト
第2章 難易度リスト
第3章 難易度リスト
第4章 難易度リスト
第5章 難易度リスト
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ようやくSICPの第1章が終わったので、これからSICPの勉強を始められる方に向けて, SICPの第1章に関する個人的なまとめをおくりたい。
SICPの第1章を学ぶ上で必要になるもの
・1ページ1ページしっかり理解しながら進む忍耐力。数ページ 飛ばし読みするだけで分からなくなるので注意( 特にExcerciseは 問題を理解する手助けになる上, 前のExcerciseで定義した手続きが後のExcerciseで何回も出て来たりするので, 1章に関しては全ての問題を飛ばさずにやることをオススメする. 実際、1章に関しては後述の高校数学の基本的な計算さえ理解していれば、「どうあがいても絶対にできない」というような絶望的な問題は存在しない )。「ん?ちょっと雲行きが怪しくなってきたな…」と感じ始めたら迷わず一度戻って勉強し直した方がよさげ。
・高校数学。所々に複雑に見える数式があるけど, シグマ計算、対数関数、指数関数、定積分、微分などの基本的な計算ができれば臆することは無い。数学それ自体の難しさというよりは、SICPの内容( 抽象化の方法論など )をいかに具体的なコードで実現するかという部分から来る難しさが多い。場合によっては理解するのに数時間かかるような節もあるけれど、飛ばすと後々分からない事がどんどん積み重なって詰むので、諦めずに問題に取り組むことをオススメする。
SICPの第1章で得られるもの・メリット
SICPを勉強している当初、とにかく時間がかかってしまって(4ページ進むのに10時間近くかかった所もあります)、「こんだけ時間をかけて得られるものって何なの?」って不安になることが何度もあったので、同じように不安を感じる人のために SICPの第1章で得られるもの・メリットをリストアップしておきたいと思う。
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最近コンピュータサイエンスの独習に身を入れるようになって感じたのが、巷で溢れている「数学を学べば頭が良くなる」っていう論は、抽象を扱えるようになる・抽象を組み合わせて更なる抽象をつくり複雑系に立ち向かえるようになる上で、数学という学問が最適だからなんじゃないかなあということ。
( 「仮説を立てる力」とか他にもいろいろな要素があるけれど、今回は「抽象」という話題にフォーカスして考えたい )
「抽象」を理解する上で数学が最適だと思う理由
「抽象化されたモデルを扱うこと」や「抽象化されたモデルを組み合わせて新たな抽象をつくること」を学ぶ上で、特定のドメイン固有の問題によるノイズを極力減らし、問題の本質と向き合うことができるからだと思う。
例えば「オブジェクト指向」という概念について考えたい。僕たちはオブジェクト指向の概念に基づいて 抽象やその組み合わせによる抽象を構築する。ただし、「オブジェクト指向」で抽象を考える際、同時にプログラミング言語による実装のことも考慮しなければいけない。
すなわち、「プログラミング言語」という特定のドメインが持つ複雑さと同時に立ち向かわなければいけない。これは純粋に「抽象化」を学ぶという目的の上では効率的ではない。
数学は他のものに比べてこうしたノイズが少ないため、抽象を扱う上での本質的な問題に集中できるので、抽象を学ぶ上では効率的なんじゃないかなと個人的には考えている。
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結構 情報リテラシーに関わる問題が軽視されがちなので書いてみた。
「知らない人についていったらダメ」って子どもの頃に教わったと思いますが、情報リテラシーってそれぐらい非常に大切なものです。
「別にそんなに気にしなくても大丈夫っしょ」という人のために、まずは想定されうる具体的な実害を紹介したい。
具体的にどういう実害が出るの?
・パソコンがウィルスにかかって遅くなる
・パソコンがウィルスにかかって修理/買い替えする羽目になる
・気づかないうちにソーシャル上で勝手にスパムをシェアしまくってて友達が減る
・あなたを始め、あなたの勤務先の社会的信用を落とす結果になる
(例: あなたのアドレスから会社の取引先等に機密情報やスパムがばら撒かれる )
(例2: ソーシャルで不適切な発言・写真のタグ付けが炎上する )
・あなただけではなくあなたの家族に危害が及ぶ可能性が出てくる
というわけで、非ITの人がよく引っかかっている問題の対策をまとめてみた。
因みに重要度の分類は以下のような感じです(完全に主観的なものですので数値的な裏づけはありません)
重要度★★★: 意識しておかないとマズい。実害に結びつくケースがある
重要度★★☆: 気をつけておくと安全性が高まる
重要度★☆☆: よほど変な使い方してない限りそこまで意識しなくても良いケース
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ここ1年、こういう内容の記事をよく見るようになった。
言っていることはもっともで、「ああ確かにそうだなあ」と共感する部分も多い。
今後技術が発達していく上で間違いなく単純作業は減っていくのは確実だろうし。
ただ2点自分が願うとしたら、彼らが語る「プログラマ」の定義を明確にして欲しいということと、彼らの論が必ずしも業界全体に当てはまることではないことを明確にして欲しいということです。
彼らが語る「プログラマ」の定義
何かしらのサービスを成功させている、もしくは成長の真っ只中にいる人がこういう事を語る場合、彼らの思い描く「機械に取って代わられるプログラマ」像は、いわゆる「与えられた仕事を淡々とこなすだけ」の人の事を指している場合が多い。
ちょっと考えればその人の語らんとしているプログラマ像はわかるとは思うけど、誤解する人もいると思うので、こうした定義は明確に書かれていたほうが親切だと思う。
余談だけど、そもそも「与えられた仕事しかできない」人間が淘汰されていくのって、そもそもプログラマに限った事じゃなくて、一般論として もっと世の中の広い部分に対して言えることなんじゃないのかなーと思う。
「IT業界」というワードの示す範囲
こういう系統の記事では「IT業界」というワードで論の実質的な適用範囲がうやむやにされるべきではないと思う。
特にWeb系の企業の場合は、技術的な変化の影響も受けやすいし スピードが超速い(これは必然。現在のWeb業界において、スピードが遅いことは致命傷になる)から、ついついそのスピード感、物差しでIT業界全体を測ってしまう人が少なからずいるような感じがする。でも、考えてみるとそもそもWeb系とその他の技術の世界ってプロダクトのライフサイクルやスピード自体が違うし、一様に部分的な傾向を即座に全体に当てはめるのもちょっとどうなんだろうなあとは思う。
例えば歴史の長いものの場合、以下の2つの性質を併せ持っているので、一概にWebの世界の感覚で判断されるべきではない。
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